オスピス・ド・ボーヌが2024年ミレジムから有機栽培BIOの認証取得

オスピスドボーヌ ボーヌ クロデザボー 2018年

フランス、ブルゴーニュのドメーヌ・オスピス・ド・ボーヌが、2024年ミレジムから有機栽培BIOの認証取得を行うことを宣言した。エチケット上に表示が可能となる。2022年9月21日に責任者のルドヴィン・グリヴォーが語った。

2022年より認証を取るための作業を開始し、2024年ミレジムよりエチケット上にそれが表示可能となる。「自分が着任する8年前から、前任者は大幅に化学農薬類を減らしていた。2017年以降は一切使用していない。当ドメーヌは60haと広大な面積を所有し、それら全て有機栽培化するのは準備が必要だった。」と語っている。

オスピス・ド・ボーヌのワインは樽で競売され、各ネゴシアンで熟成、瓶詰めされる。その際に有機栽培BIO認証の定めた方法論を取らなければ、最終的なボトルのエチケットにそれは現れない。しかし、「大部分のネゴシアンは既に有機栽培BIO認証を取得しているので、大きな問題にはならないだろう」という。

責任者のルドヴィン・グリヴォーは、将来的にビオディナミを行うことを否定はしていない。「既にいくつかの畑で試しているが、60haの分散した畑でそれを行うのは、機材と人員の面で、非常に困難。かなり先の話。」と述べている。

ドメーヌ・オスピス・ド・ボーヌは北はシャブリ、ジュブレ・シャンベルタンから南はプイィ・フュッセまで、幅広いエリアにブドウ畑を持ち、約25人のヴィニュロンに畑仕事を委ねるシステムをとっている。ルドヴィン・グリヴォーの前任、ローラン・マスの時代に有機栽培を試したが、60haの全ての畑で行うのは困難で、時期尚早というのが当時の結論。それが2024年から実現することとなったようだ。

2022年ミレジムの競りは2022年11月20日(日)に行われる。

情報ソース、Terre de Vins

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